パイロン - 線形回帰トレンド

解説

線形回帰トレンドとは、株価の回帰直線に標準偏差の倍数を加えた（減じた）指標です。ボリンジャーバンドでは中心線に移動平均を使用しますが、線形回帰トレンドでは回帰直線の当日の値を使います。

線形回帰トレンド (n日, mσ) ＝ n日間の終値の回帰直線の当日の値＋ n日間の終値の標準偏差(σ) × m

の時に買い、あるいは上昇トレンドの発生

の時に売り、あるいは下降トレンドの発生とみます。

ベクトルと組み合わせて、終値が下向きの回帰直線＋2σを上抜けたら、上昇トレンドに変わったとして買いとする方法もあります。

の時に買い

の時に売り

期間には、２５日、７５日がよく使われます。
分析には中心線（０σ）や標準偏差の２倍（±２σ）を使うのが一般的です。