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解説
ストップには、以下の7つがあります。
- 損切り (含み損が○%以上)
- 利食い (含み益が○%以上)
- 期限切れ (仕掛けから○日が経過)
- 利益確保 (含み益がピークから○%減少)
- 最小利益 (含み益が○%を下回る)
- 株価反転 (株価がピークから○%逆行)
- ATR ストップ (株価がピークからATR の○倍逆行)
ストップは塩漬け株の保有を防ぐ為や、大きすぎる損失を防ぐ為に使います。
また、売りシグナル(空売りの場合は買いシグナル)の補完や、代わりとして使う場合もあります。
ストップは、組み合わせ方によって色々な使い方ができます。
自分に適した条件式の設定、ストラテジーに適した条件式の設定を見つけましょう。
※ストップは手仕舞いにのみ機能する条件式です。ストップ条件式で仕掛けることはありません。
損切り、期限切れ
「損切り」「期限切れ」は大きな損失や株式の塩漬けなどを防ぐための必須の条件式です。
「損切り」には大きな損失を防ぐ意味があります。
大きすぎる損失は以後の取り引きに影響を及ぼす場合がありますので、現実に長い目で利益を得ていくためには必須の条件式です。
ただ、損切りを厳しくしすぎると、いったん株価を下げてから大きく上昇に転じるような場合に利益を取り損ねることになりますので、自分なりに適度な数値を見つけましょう。
「期限切れ」には長期にわたる株式の保有を防ぐ意味があります。
バックテストを行う際にも、自分が株式を保有し続けることのできる現実的な期間を設定しておきましょう。
また、信用取引でのバックテストを行う際には決済期日の6ヶ月を「期限切れ」で設定しておきましょう。
「損切り」と「期限切れ」を組み合わせたストップ条件設定の一例です。
含み損が20%を超えたら手仕舞い。
30日目以降は、含み損が10%を超えたら手仕舞い。
90日を経過したら手仕舞い。
という意味になります。
利食い、利益確保、最小利益
「利食い」「利益確保」「最小利益」は利益の出ている銘柄を売り抜けるための条件式です。
ストップを高い条件設定にして売りシグナル(空売りの場合は買いシグナル)と併用してもよいですし、手仕舞いのシグナルがうまく機能しないストラテジーでは完全に手仕舞いのシグナルのかわりとして使っても良いでしょう。
と設定すると
含み益が20%を越えたら超えたら手仕舞い。
含み益が20%を超える前に、含み益が最も大きかった時から比べて25%減少したら手仕舞い。
という意味になります。
と設定すると
含み益が20%を越えたら超えたら手仕舞い。
含み益が10%を超えた後に、20%を超えずに減少し、10%を下回ってしまったら手仕舞い。
という意味になります。
もちろん「利食い」「利益確保」「最小利益」を使う場合にも、「損切り」と「期限切れ」の設定は必須です。
株価反転
「株価反転」は含み損のある状況でも含み益のある状況でもシグナルの出る条件式です。
と設定すると
購入後の最も株価が高かった時点(空売りの場合は安かった時点)から比べて、株価が10%下がったら(空売りの場合は上がったら)手仕舞い。
という意味になります。