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解説
ベクトルは、株価の回帰直線の傾きを指標化したものです。 ベクトルがマイナスのときは株価の回帰直線が下向き、プラスの時は回帰直線が上向きであることを意味しています。ベクトルの値が +5であれば、株価は毎日およそ1000分の5、つまり0.5%ずつ上昇していることになります。
計算式
ベクトル (n日) = n日間の終値の回帰直線の傾き ÷ n日間の終値の平均値 × 1000
分析方法
逆ばりの発想で
の時に買い
の時に売り
順ばりの発想で
の時には上昇トレンド
の時には下降トレンドとみる
等の使い方があります。
パラメータ
期間には、13,25,75日がよく使われます。
ベクトルのシグナル
ベクトルシグナルとは、ベクトルの移動平均のことです。ベクトルとベクトルシグナル、つまりベクトルとベクトルの移動平均との位置関係とクロスの条件式です。
計算式
ベクトルのシグナルはベクトルの移動平均です
分析方法
ベクトルがシグナルを上抜いたらベクトルが上昇を始めた、下抜いたら下降を始めたと考え、
の時に買い
の時に売り
あるいはベクトルとベクトルのシグナルを組み合わせて
の時に買い
の時に売り
といった使い方をします。
パラメータ
期間には、10日がよく使われます。
チャート例