レポート
[レポート]ウィンドウでは、一銘柄でテストしたときの結果を見ることができます。
ツールバー
- サマリーをテキストファイルに保存
- サマリーの内容をテキストファイルに保存します。
- トレード一覧をCSVファイルに保存
- トレード一覧の内容をCSVファイル(コンマ区切りテキストファイル)で出力します。出力したCSVファイルをExcelなどで開いて独自の分析をすることができます。
- 前のレポート
- レポートリストの前の銘柄のレポートを表示します。(複数銘柄でテストした時のみ有効)
- 次のレポート
- レポートリストの次の銘柄のレポートを表示します。(複数銘柄でテストした時のみ有効)
- レポートリストを表示
- [レポートリスト]ウィンドウを表示します。(複数銘柄でテストした時のみ有効)
- チャートを表示
- チャートビューアで現在のストラテジーと銘柄を表示します。
サマリー
[サマリー]ページでは、全トレードの集計をチェックします。
- 有効期間
- 実際にテストした期間
例えばテスト期間を1995年〜2000年に設定しても、対象銘柄の過去データが1999年以降しか無ければ、実際にテストできるのは1999年〜2000年の分だけです。
- 日足数
- 有効期間内のデータ日数
- 純利益
- 勝ちトレードの総利益−負けトレードの総損失
- 運用金額に対するリターン
- 純利益÷運用金額×100(%)
- 勝ちトレードの総利益
- 勝ちトレード(損益率が0%以上のトレード)の利益の合計
- 負けトレードの総損失
- 負けトレード(損益率が0%未満のトレード)の損失の合計(マイナスで表記)
- 勝率
- 勝ちトレード数÷総トレード数×100(%)
- 全トレード平均損益
- 純利益÷総トレード数
1トレードあたりの平均損益で、この数値が大きければ大きいほど良い。
- 平均利益/平均損失
- 勝ちトレード平均利益÷負けトレード平均損失
この数値は1以上(平均利益≧平均損失)であるべき。
ペイオフ比率ともいい、勝率が同じであればペイオフ比率が大きいほど破産の確率が小さくなる。
- 最多連続負けトレード数
- 最大で何回の負けトレードが連続したか。
この回数の2倍の連続損にも耐えられるようにしておくべきです。
- プロフィットファクター
- 総利益÷総損失の絶対値
この数値は1以上(総利益≧総損失)であるべき。
- 最大ドローダウン(簿価)
- 資産曲線の最大値からその後の最小値までの損失幅をドローダウン(引かされ幅)といい、ドローダウンの最大値が最大ドローダウンです。
パイロンでは資産曲線を簿価で計算しています。
最大ドローダウンが小さいほど破産する確立が小さくなります。
トレード一覧
[トレード一覧]ページでは、各トレード(買付と売付)の詳細をチェックします。
資産曲線
[資産曲線]ページでは、資産残高の推移をチャートで確認できます。
資産(時価と簿価)の推移をチャートで表示しています。
<時価> 毎日の終値で持ち株の資産評価をしています。
<簿価> トレード終了時に資産残高にトレードの損益を増減します。トレード継続中は資産の増減はありません。
<回帰直線> 簿価チャートの回帰直線です。
回帰直線の見方
資産曲線は、右上がりで、上下のぶれが少ない形が望ましいのですが、それを数値で判断するために回帰直線の傾きや相関係数を使います。
<回帰直線の傾き>
回帰直線の傾きは、1日あたりの資産の増加額を意味しています。傾きが大きいほど、多くの利益が望めるということになります。(リターンが大きい)
<相関係数>
相関係数では、実際の資産曲線が回帰直線にどれだけ近いかを見ることができます。
相関係数は1から−1の範囲で動き、1のとき右上がりの回帰直線と一致し、0に近づくほどずれが大きくなります。(数値がマイナスの時は、−1のとき右下がりの回帰直線に一致し、0に近づくほどずれが大きくなります。)
つまり相関係数が1に近いほど、上下のぶれが少なく安定した利益が見込めます。(リスクが小さい)