ストラテジーの作成 (1)

まず、移動平均線の短期線と長期線の交差で売買する「移動平均線のクロス」ストラテジーを作ってみましょう。
(ここでは現物取引を想定しています。)

はじめに、パイロンメニューの[ストラテジーエディタ]ボタンをクリックし、 ストラテジーエディタを起動します。


ストラテジーエディタが起動したら、ツールバーの [新規作成]ボタンをクリックします。
(または、メニューの[ストラテジー(F)>新規作成(N)])



まず、[全般]ページで取引のタイプを「現物取引」に設定してください。

買いシグナルの設定

はじめに、買いシグナルを設定します。[買いシグナル]ページの[追加]ボタンをクリックします。



[条件の編集]ウィンドウの[追加]ボタンをクリックします。



「移動平均線2本のクロス」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。



ここでパラメータを設定します。移動平均線の期間を10日と20日に変更してみましょう。
「SMA」とは、移動平均線の種類です。ここではSMA(単純移動平均線のこと)のままにしておきます。
「上抜け」とは、移動平均線の10日線が20日線を下から上に抜けた場合ということです。

※変更できるパラメータは選んだ条件式によって違います。[デフォルト]ボタンをクリックするとパラメータが初期の状態に戻ります。

パラメータが設定できたら[OK]ボタンをクリックします。



メインウィンドウに「買い条件(1)」が表示されました。
単純移動平均線の10日線が20日線を上抜いたときに「買い条件(1)」が成立する、という意味になります。

売りシグナルの設定

同じように、売りシグナルも設定してみましょう。
下の画像と同じになるように作ってみてください。今度は「〜を下抜け」になっていることに注意してください。



これで「移動平均線のクロス」ストラテジーは完成です。 [説明]テキストボックスに、ストラテジーの説明やコメントを書いておきましょう。

[保存]ボタンをクリックし、作成したストラテジーを「移動平均線のクロス」という名前で保存しておきます。